新型コロナウイルスの感染拡大対策としてテレワークを採用している方が増え、私もほぼ毎日zoomを使って会議や打ち合わせをしています。
ある日ふと思い立ち、棚から機材をピックアップしてテレワーク用セットを作ってみました。
SONY DSC-RX100M3をwebカメラに
LEICA Qを手に入れて以来、ほとんど使わなくなっていた「SONY DSC-RX100M3」。これをPCに繋いでwebカメラにするためには、HDMIキャプチャーカードが必要。
Cam Link(HDMIキャプチャーカード)を使ってPCに接続
「Cam Link」を持っていたことを思い出し、HDMIケーブルで「SONY DSC-RX100M3」に接続。
「Cam Link」を使えば、デジカメをPCに接続してwebカメラとして使用できます。SONY DSC-RX100M3はやや古いデジカメですが、それでもPCに備え付けのカメラとの差は歴然。色味やコントラストの違いがはっきりとわかると思います(相手のネット環境に左右されることもありますが)。
PCマイクを使ってノイズをカット
今から10年くらい前、Ustreamを使っていろんな花火大会を生中継していた頃に学んだのは、「ネットでの映像配信は、画質よりもきちんと音声が聞こえることの方が大事」ということ。
当時、野外での中継でなんとか回線の条件をクリアして綺麗な映像を配信していても、機材トラブルなどで音声がきちんと聞こえないと視聴者がどんどん離脱していくことが何度かありました。それ以来、音にはこだわるようにしています。
「iRig Mic HD 2」はPCに繋ぐだけでOKなので、できるだけ機材をシンプルにしたい私には丁度いいアイテム。これでノイズもカット、三脚もついていて便利です。
というわけで、手持ちの機材を使って自分なりに納得できる画質と音質を確保し、この1か月ほど毎日zoomで会議しているんですが、まだ誰からも「あれ?映像綺麗ですね」「なんだか音質いいですね」などと言われたことはありません。
たまに友人など仲がいい人に「画質綺麗じゃないですか?」とこちらから話を振ると「確かに綺麗」という返事がくるくらいです。
zoomだとみなさんあまり画質や音質は気にしていないのかもしれないなと思いつつ、色々と工夫しながらStayHomeを楽しんでます。